ハックロムの遊び方について解説します。

必要なもの

「米国版パーフェクトダーク」のROM
正確には、NTSC版のver1.1のGood Nameが「Perfect Dark (U) (V1.1) [!]」のROMです。
GoldenEye/PD Editor
GoldenEye/PD Editor 2.4/1.0」のページからダウンロードできます。
XDeltaパッチ
改造済みのロムとの差分データが含まれたパッチです。
このパッチを改造無しのロムに適用することで、改造済みのロムが作られます。
例:「GoldenEye X

パッチの適用方法

「dataDyne Facility - Stealth」のステージを例にパッチの適用方法を解説します。
私、ジョナエルが作成した、工場が舞台のミッションです。

「GoldenEye/PD Editor」は、インストール済みを前提としています。

  1. Files - PD Solo Levels - dataDyne Facility - Stealth」のページからパッチファイルをダウンロードします。
  2. 「Perfect Editor 1.0」を開きます。
    「Goldeneye Setup Editor」と表示されている場合は、「Tools > Switch Editor Game (GE/PD)」で機能を切り替えます。
  3. 「Tools > XDelta Patching」から「Apply PD XDelta Patch」を選択します。
    「Apply PD XDelta Patch」を選択
  4. オリジナルのパーフェクトダークのROMを選択します。
    オリジナルのパーフェクトダークのROMを選択
  5. XDeltaパッチを選択します。
    XDeltaパッチを選択
  6. パッチ適用後のROMの保存名、保存場所を選択します。
    パッチ適用後のROMの保存名、保存場所を選択

以上でROMにパッチを適用することができました。

ROMの設定変更

Project64でプレイする場合、このままだとメモリー拡張パックが使用されないので、設定を変更します。

  1. パッチを適用したROMを右クリックし、「ロム設定の編集」を選択します。
    「ロム設定の編集」の項目がない場合は、「オプション > 設定 > オプションタブ」で「高度な設定を隠す」のチェックを外してください。
    「ロム設定の編集」を選択
  2. 「メモリー拡張パック」を「使用する」、セーブタイプを「16kbit Eeprom」に変更します。
    他の項目も、パーフェクトダークと同じ設定をします。
    CPUコアスタイルは「リコンパイラ」、自己修正コード処理方法は、「プロテクトメモリー」
    アドバンスブロックリンクは、「OFF」、カウンターファクターは「2」
    「コンパイルバッファを大きくする」、「TLBを使用する」、「レジスターキャッシュ」にチェックを入れ、それ以外はチェックを外します。