ROMに書き込む
最終更新日:2013/08/17
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前の手順で、コンバット用のアリーナをソロミッションに変換することができました。
ROMに書き込み、動作を確認してみましょう。
今後は、以下の手順が動作確認の手順になります。
ファイルのインポート
今回の場合、ステージ構成ファイルを入れ替える必要があるため、Quick Inject等は使用できません。
代わりに「21990 (GE) / 39850 (PD) Modification」を使用し、ファイルをインポートしてからROMに書き込みます。
- 「Tools」メニューから「21990 (GE) / 39850 (PD) Modification」を選択します。
- 「Stage Options」タブの「Level」で「1F - Investigation」(探索)を選択します。
- それぞれのファイル名の右側のボタンをクリックすると、「Files」の欄でそのファイルが選択状態になり、詳細が表示されます。
この状態で「Inject File」ボタンをクリックすると、そのファイルを別ファイルに差し替える事ができます。
- 作成した5つのファイルをそれぞれInjectします。
ファイルを選択するのですが、ファイル名は<探索>のファイル名に合わせてあるので、そのまま「保存」を選択すればOKです。 - 右下にある「Write ROM with 3050/39850 Mods」を選択します。
ROMの保存先、ROMのファイル名を指定し、「保存」を選択します。保存終了まで少し時間が掛かります。
保存完了のメッセージは表示されないので、ツールの画面が操作できるようになったかどうかで判断しましょう(書き込み中は、操作を受け付けません)。
動作確認
- 作成したROMをProject64で読み込みます。
但し、作成したROMは、ロム設定がデフォルト設定になってしまうので、毎回設定し直す必要があります。
ロムリストを右クリックして「ロム設定の編集」を選択します。
または、既にROMが起動中の場合は、「オプション」メニューから「設定」の「ロム設定」タブから設定し、リセット(F1キー)します。
「ロム設定の編集」の項目がない場合は、「オプション」タブの「高度な設定を隠す」のチェックを外してください。
以下のように設定します。
CPUコアスタイル リコンパイラ 自己修正コード処理方法 プロテクトメモリー メモリー拡張パック 使用する アドバンスブロックリンク OFF セーブタイプ 16kbit Eeprom カウンターファクター 2 チェック 「コンパイルバッファを大きくする」
「TLBを使用する」
「レジスターキャッシュ」にチェックを入れ、それ以外はチェックを外します。 - ステージ選択画面で「データダイン地下研究所<探索>」を選択します。
- 「鉱山基地」が読み込まれ、設定したスタート地点で開始されていれば成功です。
- エレベーターが動いているかどうかも確認しましょう。
- ステージBGMについては、一度スタートボタンで持ち物メニューを開くと流れます。
ステージBGMが流れない理由は、BGMを流す命令を設定していないからです。
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